首や肩の痛みの症状と原因、対処方法

当院には、以下のような症状を訴えて来院される方が非常に多くいらっしゃいます。その中でも他院で治らなかった方や痛みが我慢できないほどひどくなってから来院される方が増えています。

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首や肩の調子が悪いと、憂鬱になりますよね。
仕事や家事、育児にも身が入らないと思います。
あなたはこんな症状で悩んでいる今、どのようなことをしていますか?

  • 「鎮痛剤や痛み止めの注射、湿布でしのいでいる」
  • 「磁気やゲルマニウムのネックレスをしている」
  • 「自分で揉んだり、マッサージに行っている」
  • 「痛みを我慢して生活している」
  • 「何をしていいのか分からない・・・」

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いろいろとやってみて、何となく良くなることはあっても、
また痛みや不快感が出てきていませんか?

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首や肩の痛みといっても、その原因は様々です。
子供から大人まで、ゲームやパソコンを使う機会が増えており、首や肩の症状を訴える方が非常に多くなっています。
当院では、あなたのその痛みの原因に合わせたアプローチをし、痛みをごまかすのではなく、根本的に改善し、再発しにくいからだ作りをしていきます。

  • 体や背骨、骨盤のゆがみや捩れ
  • 頚椎の生理湾曲(自然なS字湾曲)が無くなってしまっている
  • 筋肉の緊張やゆるみすぎ
  • 椎間板のつぶれ
  • 動作時の関節の変位(ズレ) など

主な首や肩の症状と原因

■頚椎椎間板ヘルニア(頚椎ヘルニア)

【原因】
椎骨と椎骨の間には、クッションの役割をはたす「椎間板」とよばれる一種の軟骨が存在します。さらに椎間板は、繊維輪(周辺の硬い部分)と、髄核(中心部分)で構成されています。
この繊維輪(周辺の硬い部分)に亀裂が生じ、髄核(中心部分)が繊維輪を破って飛び出し(膨れて)、神経などを圧迫する事により、激しい痛みや痺れなどの症状を引き起こします。

【症状】
肩から指先にかけての痛みやシビレ、感覚障害が起こることがあります。
特に長時間同じ姿勢でいたり、椎間板が飛び出ている方向に首を倒したときなどに上記の症状が強く出ることがあります。

【アプローチ】
椎間板がつぶれてしまう原因となっている体のゆがみを正し、痛みの原因となっている椎間板の弾力を取り戻すようアプローチしていくことにより、症状が改善していきます。

■むちうち

【原因】
自動車事故やスポーツ障害で起こることが多く見られます。
体に対して不安定に乗っている頭部が、強い衝撃によって、むちを振り回したときのように振れて、様々な症状を引き起こします。

【症状】
首や肩、背中などの痛みに加え、頭痛、吐き気、めまい、耳鳴りなどの不定愁訴を引き起こすことがあります。
事故に遭った当日よりも、翌日以降にその症状が出てくることが多くあり、中には数週間~数ヵ月後に症状が出始めることも珍しくありません。

【アプローチ】
事故などの強い衝撃から頚椎を守るために、周辺の筋肉が収縮・炎症を起こし、その状態が解除されていないので、全身の体のバランスが崩れています。
頚椎を中心に全身のゆがみみを整え、過緊張している筋肉をゆるめます。さらに、間違った動作をしている関節に正しい動きを取り戻させるようにしていきます。

■肩こり(頸肩腕症候群・胸郭出口症候群)

【原因】
間違った姿勢で長時間同じ姿勢を続ける、腕や手を酷使する生活や職業の方に多く見られます。これらのことにより体全体がゆがみ、周辺筋肉が異常に緊張したり、疲労を起こすことが原因です。ストレートネックも重症の肩こりの原因の一つです。

【症状】
首から肩や背中にかけて重い痛みが出ます。また重度になってくると、腕や指先にまでシビレが出たり、頭痛や歯の疼き、眼精疲労を訴える方も多くいらっしゃいます。

【アプローチ】
凝っている周辺筋肉だけをゆるめるような対処ではなく、体全体のゆがみを整えた状態で周辺筋肉を中心にゆるめます。また、肩こりと密接に関係のある頚椎の角度の調整をすることで、肩が凝りにくいからだ作りをしていきます。

■五十肩(肩関節周囲炎症候群)

【原因】
日常的な肩の動きが衰え、肩周辺の筋肉や腱・靭帯などが炎症を起こすことが原因です。
また症状が進むと、関節が石灰化し、更に可動を狭くしてしまう原因となります。
特に何かの拍子に起きてしまうということではなく、朝起きたら痛みが出て動かせなくなっていたということも多くあります。

【症状】
決まった方向に腕を動かすときだけ痛みが出るという方から、前後左右どの方向に動かしても痛みが出るという方まで様々です。また、痛みの出ている方をかばった生活を続けた結果、反対側にまでも痛みが出てしまうという方もいます。

【アプローチ】
体全体のゆがみを整えた状態で周辺筋肉を調整します。さらに、腕を動かす際に重要な、肩甲骨や鎖骨などが正常な動きを取り戻すためのストレッチやトレーニングを行っていくことで、痛み無く動かすことが可能となってきます。